以前、使ってみようとしたのだろう。
MacBook Airにgraphvizがインストールされていた。
たどり読みをグラフ化したい、と思っていれたのだろうけど。
今回はすこしがんばった。
どうもDOT言語というもので記述すれば、いいらしい。
とりあえず、読了本と参考文献のリストをDOT言語に変換してfdpでpdfを生成した。
fdp -Tpdf abc.txt > a.pdf
fdpを使用したのはdotだとリンクが浅すぎて横に広がりすぎていたから。
まるで胞子をたくわえた黴の写真のようだ。
赤は読了した本。
中央左寄りと右上にあきらかなクラスタがある。
当たり前だけど、参考文献が多い本ほど、胞子が増えるので固まりになる。同じ作家の本を読むと、それがさらに固まりを成長させる——同じ参考文献が載っていたりするので。ちなみに中央左寄りはナシーム・ニコラス・タレブ、右上はユヴァル・ノア・ハラリ。
例外的なのは右上の右端だ。
これは笠井潔の「新版 テロルの現象学――観念批判論序説」で、ユヴァル・ノア・ハラリの「サピエンス全史 文明の構造と人類の幸福」とのあいだに、ジョージ・オーウェルの「一九八四年」でリンクが発生していた。
おもしろい。
ちなみにtwopiというコマンドもあって中央に複数のリンクのあるものが集まるようになるみたいだ