同梱されているmaxima.elだと、数式はアスキーアートになる。
(%i3) expand ((x + y)^6); 6 5 2 4 3 3 4 2 5 6 (%o3) y + 6 x y + 15 x y + 20 x y + 15 x y + 6 x y + x
それをTeXで
という風に、きれいに表示するimaxima.elもあるので、TeXをインストールした。そうしたらひどい目にあった。
MacTeXをいれたのだが、ディスクが満杯になってしまったのだ。MacBook Airの動きがおかしくなる。いや、もしかしたらMacTeXのせいではなく、タイミングわるく別の何かがあったのかもしれないのだが——。
結局、MacTeXインストール以前の過去にもどることにした。
TimeCapsuleを使って。
——24時間以上かかった。24時間前にもどるのに24時間以上かかるとは。
はあ。
wxMaximaではなぜか、gnuplotがうまく動かないし。突然、ロシア語になるし。
しかたないのでアスキーアートで使うか、といじっていたらdescribe()が効かないことに気づいた。
(%i33) describe(sum);
No exact match found for topic `sum'.
Try `?? sum' (inexact match) instead.
(%o33) false
——はい?
試しにFreeBSDへいれてみたMaximaはちゃんと動く。imaximaもちゃんと動く。数式もきれいだ。もうFreeBSDでいいじゃないか、と思ったけれど、CPUパワーがちがいすぎるし、ネットごしだし、オフラインだと使えない。
SBCLが見えるところにないことが原因か、と
brew install sbcl
したり、
brew install --build-bottle maxima
buildしなおしたりしたけれど、解決せず。
FreeBSDでは出力されていないので原因は起動直後にでるこのwarningらしいのだが。
warning: ignoring an empty documentation index in /usr/local/Cellar/maxima/5.43.0/share/info/./
わからん。なぜだ。
Maximaでswankを動かしてslimeで裏から入って調べてみたりして——ソースを見てみるか、とbuildしたときにもってきたソースをのぞいたらinfoディレクトリの下にあるmaxima-index.lispのサイズが妙にちがう。いかにもな名前だし、このlispが動くことによってdescribe()のデータベースができるのだ、と当たりはつけていたのだけど。
中身をコピーしてみた。
立ち上げなおした。
——動いた。
(%i1) describe(sum); -- Function: sum (<expr>, <i>, <i_0>, <i_1>) Represents a summation of the values of <expr> as the index <i> varies from <i_0> to <i_1>. The noun form ''sum' is displayed as an uppercase letter sigma. 【中略】 (%o1) true
くそお。