綾辻行人「奇面館の殺人」(上) 綾辻行人「奇面館の殺人」(下)
タイトルを見るたび、一堂零の顔が浮かんでしかたなかった。 「奇面組の殺人」と読んでしまっていたのである。 それが読了後、「奇想館の殺人」と読みかえてしまうようになってしまった。それくらい唖然とするシチュエーションに満ちていた。