No | 時刻 | 帆走時間 | 帆走距離 | 最高速 | 平均時速 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 14:45-14:55 | 10分 | 1.7km | 44.13km/h | 9.90km/h |
2 | 14:59-15:24 | 24分 | 2.5km | 38.24km/h | 6.12km/h |
3 | 15:31-15:38 | 7分 | 0.9km | 36.34km/h | 7.77km/h |
total 42分 5.2km 7.3km/h
もげた。
ジョイントベースのウレタンが、である。
予備のジョイントを折り曲げてみたらウレタンが剥離するように割けてしまったのだ。使用していたわけではなく、ただの経年劣化だった。おそろしい。スキニーマストのアダプタといい、いろんなものがボロボロになっている。
土曜の方が良さげな予想天気図だった。
しかし、土曜は第2回福島開催4日目である。
本栖湖へ行くなら金曜日しかない。寝坊してしまったが、とにかく出発したら首都高速で事故渋滞につかまってしまった。下道を新宿方面へ抜ける途中で何をとち狂ったか、首都高速で渋谷へもどって東名高速で横浜町田。そのあとひたすら道志街道を走って本栖湖へついたときには二時を回っていた。
はずす可能性もけっこうあると思っていた。
案の定、天気はいいのに風はあまり入っていない。
それでもさすが晴れたときの本栖湖。薄く細いブローが入ってきた。
ウレタンが簡単に折れたのはそんな時である。
あまりいいコンディションではなかった。
その証拠にぼくのすぐあとぐらいにやってきた浅野プロは出艇することもなく、いつのまにか、いなくなっていた1。レース、スラローム系でもやっとプレーニングしているという感じで——さすがにプロらしい女性セイラーはひとり、よく走っていたが。
ジャイブもメタメタで、最初の一本以外はすべて沈。というか、ジャイブに入ること自体が二、三本という一日で、その貴重な一本でジャイブの途中に、発作的にレイダウンジャイブをしようとして沈してしまったのはほんとうにアホだった。
2ラウンド目の途中で風向きが振れ、異様に下ってしまう。本人的には必死に上りをとっていたのだが。そのあと、完全に風がなくなってしまい——ぎりぎり長崎の鼻を越える位置で沈していたので、帰着できないことを一瞬、覚悟した。ブローが屆かない位置でもあったし。くるぶしまで沈みながらセイルアップに成功し、なんとかFUNビーチのだいぶん風下にもどることはできたけれど。
本日は夕方からのフィーバータイムもやってこなかった。
最後のふたりのうちのひとりになる。
やたらと高速を使ったことを考えると、コスト的には割に合わない風であった。