2014年1月29日水曜日
2014年1月16日木曜日
SSDの通電時間やら通電回数やら
以前、VirtualBoxにFreeNASをインストールしてみて設定の中に「S.M.A.R.T」という項目があることに気づいた。たしかDiskの状態をチェックする機能だよなぁ、とうろおぼえの知識で納得していたのだが、あれ、もしかしたらこれはSSDの状態もチェックできるんじゃね?
そう思い至ったのがついこのあいだのこと。
ぽつぽつ調べてみてハードディスク専用の規格かなぁ、とも思ったが、メーカーが対応していれば、SSDでも情報がとれるらしい。FreeBSDには「smartmontools(S.M.A.R.T. disk monitoring tools)」というツールがあった。さっそくpkgでインストール。
何しろ、一度、SSDを頓死させているのでかなりナーバスなのだ。
smartctl -a /dev/ad0
で、取得してみたが、いろんな情報がつまっている。
デバイスモデルやらシリアルナンバーやら。
SSDに関してはまだ、規格化されてないのか、「Unknown SSD Attribute」なんて項目がふたつばかり、ある。たぶんどこにマップするかはメーカーごとにちがうのだろうな。ググって見た他人の結果とは取得された項目ちょっとばかりちがう。
まあ、今のところ、SSDはだいじょうぶのような気がする(想像)。
おもしろいのは「Power On Hours」と「Power Cycle Count」という項目があることだ。通電時間とオンにした回数だろう。どうやらこのSSDは681回電源をいれ、今までに960時間、使用しているらしい。1回につき、1.41時間。
中古なのでそんなもんだろう。
いやぁおもしろい。
2014年1月1日水曜日
X端末
年越しはすっかりパソコン環境をいじってすごしてしまった。
ほとんどのデータはThinkPadにいれてあるので家でDELL(デスクトップ)の出番はない。しかし、わざわざ狭い画面を使うこともないだろう、と試してみていた。
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直接、ThinkPadに外部ディスプレイを繋げる
悪くはないのだが、机の上がかなり狭くなる。ディスプレイ2台に、キーボード、マウスにThinkPadの本体もあるわけだから。それらをいちいち動かすのがめんどくさい。その上、ディスプレイポートの抜き差しがまた、めんどう。
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DELL(Windows XP)にXサーバをいれ、ThinkPadに繋げる
これも悪くはなかった。Windowsを使いつつ、部屋の片隅に置いてあるThinkPadに無線LAN経由で使う場合は非常に重宝していた。ところがThinkPadだけ使う場合は微妙にストレスで、ひとつにはWindowsが起動するのはけっこう早いのだが(SSDに換装してあるので)、そこから常駐プロセスが立ち上がりはじめると遅い。その上、Windows UpDateなんか、はじまったらアウト。それともうひとつ、ThinkPadのデスクトップ環境(Xfce)を使うとCtrl+TabがWindows側に喰われてしまう。アプリケーションを切り替えようとしているのにOSが切り替わってしまうのだ(最前面にWindowsのアプリがきてしまう)。
というわけでいつも使う場合はThinkPadを手元に持ってきていたのだが、やはり机の上が狭い。画面も狭い。ラップトップとして使うときはいいのだけど。
ちょっと年末に思いついた。
DELLをX端末にしてしまえば、いいんじゃね?
さすがにWindowsを潰す気はないが、FreeBSDを起動できるUSBメモリをつくってやってそこから起動してやったらどうだろう。ThinkPadを大画面で使うときはUSBメモリでFreeBSDを起動して「X -broadcast」でThinkPadに接続する。そうでないときは(USBメモリを抜いて)Windowsを起動する。おっ、いいんじゃね?
さいわい、手元には2GのUSBメモリがある。
「11行でFreeBSD 9.0-RELEASEをUSBメモリにインストールする。 | 元祖ワシ的日記 3.2」を参考に起動USBメモリをつくってpackageからX-orgをインストール。ちょこちょこ設定。やったのは次のとおり。
・ /tmpと/var/tmpをtmpfsにマップ
・ sendmailを停止
・ swapはなし
本物のX端末のように電源をいれたらThinkPadのログイン画面がでるようにしたかったのだけれど、よくわからなかった。問題はUSBメモリとUSBディスクを繋いだままだと、DELLがうまく起動してくれない、ということ。挿す場所をひっくり返せば、起動してくれるかも、とは思っているのだが、USBディスクは固定で裏に挿しているからなぁ。ま、静音モードということでUSBディスクの電源をつねに切っておくことにしよう。