2014年1月1日水曜日

X端末

 年越しはすっかりパソコン環境をいじってすごしてしまった。
 ほとんどのデータはThinkPadにいれてあるので家でDELL(デスクトップ)の出番はない。しかし、わざわざ狭い画面を使うこともないだろう、と試してみていた。

  1. 直接、ThinkPadに外部ディスプレイを繋げる

    悪くはないのだが、机の上がかなり狭くなる。ディスプレイ2台に、キーボード、マウスにThinkPadの本体もあるわけだから。それらをいちいち動かすのがめんどくさい。その上、ディスプレイポートの抜き差しがまた、めんどう。

  2. DELL(Windows XP)にXサーバをいれ、ThinkPadに繋げる

    これも悪くはなかった。Windowsを使いつつ、部屋の片隅に置いてあるThinkPadに無線LAN経由で使う場合は非常に重宝していた。ところがThinkPadだけ使う場合は微妙にストレスで、ひとつにはWindowsが起動するのはけっこう早いのだが(SSDに換装してあるので)、そこから常駐プロセスが立ち上がりはじめると遅い。その上、Windows UpDateなんか、はじまったらアウト。それともうひとつ、ThinkPadのデスクトップ環境(Xfce)を使うとCtrl+TabがWindows側に喰われてしまう。アプリケーションを切り替えようとしているのにOSが切り替わってしまうのだ(最前面にWindowsのアプリがきてしまう)。

 というわけでいつも使う場合はThinkPadを手元に持ってきていたのだが、やはり机の上が狭い。画面も狭い。ラップトップとして使うときはいいのだけど。

 ちょっと年末に思いついた。
 DELLをX端末にしてしまえば、いいんじゃね?
 さすがにWindowsを潰す気はないが、FreeBSDを起動できるUSBメモリをつくってやってそこから起動してやったらどうだろう。ThinkPadを大画面で使うときはUSBメモリでFreeBSDを起動して「X -broadcast」でThinkPadに接続する。そうでないときは(USBメモリを抜いて)Windowsを起動する。おっ、いいんじゃね?
 さいわい、手元には2GのUSBメモリがある。

 「11行でFreeBSD 9.0-RELEASEをUSBメモリにインストールする。 | 元祖ワシ的日記 3.2」を参考に起動USBメモリをつくってpackageからX-orgをインストール。ちょこちょこ設定。やったのは次のとおり。

・ /tmpと/var/tmpをtmpfsにマップ
・ sendmailを停止
・ swapはなし

 本物のX端末のように電源をいれたらThinkPadのログイン画面がでるようにしたかったのだけれど、よくわからなかった。問題はUSBメモリとUSBディスクを繋いだままだと、DELLがうまく起動してくれない、ということ。挿す場所をひっくり返せば、起動してくれるかも、とは思っているのだが、USBディスクは固定で裏に挿しているからなぁ。ま、静音モードということでUSBディスクの電源をつねに切っておくことにしよう。