2013年12月12日木曜日

シャロン・バーチュ・マグレイン「異端の統計学 ベイズ」

シャロン・バーチュ・マグレイン「異端の統計学 ベイズ」

 第二次大戦中、Uボート(訳文はユーボートでorz)は脅威だったらしい。何が脅威なのか、いまいちぴんときてなかったのだが、この本でようやく納得がいった。そうか。イギリスはいろいろとアメリカからの輸入にたよっていたのか。そりゃあ、輸送船が沈められたらこまるわけだ。
 などとテーマとは関係のないところで感心してしまったのだが、ベイズの定理についてはよくわかっていない。どうも腑に落ちていないんだよなぁ。存在については知っていたし——知ったのはたぶんポール・グレアム「ハッカーと画家」で、ベイジアンフィルター(spamフィルター)を実装していたのだ。
 きっと有名な「モンティ・ホール問題」もベイズの定理で解けるのだろうなぁ、とは思うのだが、でもどう応用すれば、いいか、さっぱりわからない。=>ここ
 それにしてもチューリングやシャノンまで使用していたとは。
 ——驚きだ。