2009年6月11日木曜日

山下鈴夫「激白 臓器売買事件の深層―腎移植患者が見た光と闇」


 いやぁ、痛い。
 たまらん――何度、本を閉じたことか。
 本の内容が痛いというわけではなく、前半の臓器移植を行なうまでの闘病のところがかなりきつい。将来的に自分がそうなる可能性が高いという思いがあることもあるけれど、たとえば、透析用のシャントで血管がぼろぼろになるという事実には打ちのめされてしまった。
 はふー。