FreeBSD上のwineでEvernoteをインストールできたときにはガッツポーズをとったものだ。ダイアログのフォントがトウフだらけだったけれど——そんなことはあとでなんとかなるだろう。
WindowsXPで動いていたアプリの中で、FreeBSD上で動いてほしいのがまずEvernoteだった。それがインストールできたのだ。勝ち〜っ、と思ったところでだれにせめられようか。ところがネットワークに接続できなかった。クラウド前提のアプリケーションなのに。
結局、Google先生にたずねても解決しなかったのであきらめてwineごと削除してしまったのだが、つい先日、ふと思い出した。Virtualboxをいれたとき、「仮想ネットワークアダプタ」を作成していたことを。あれ、もしかしたらこれが悪さをしてたんじゃないか。
試してみると、案の定。
しかもPicasa、Firefox、Dropboxもインストールして動作した。Dropboxは無理だろうと思っていて期待すらしてなかったのにである。
iBusからの日本語入力はできないようだが、そこはあきらめた(後日、やり方は判明)。クラウドと同期できれば、それでいい。
インストールといっても大したことは何もやっていない。wineはportsコレクションから「make install」し、それぞれのアプリケーションのインストーラーをwineから実行しただけだった。