2014年2月26日水曜日

wine上での日本語入力(iBus)

 ちょっとググってみて方法が見つからなかったので、できないのだとばかり思っていた。iBusではwine上のアプリの日本語入力ができないのだ、と(馬鹿だ)。SCIMの情報は見つかっていたのでそれでなおのこと、先入観を持ってしまった。
 試してみたらあっさりできるじゃないか。
 なんてことだ!
 方法は簡単で「XMODIFIERS="@im=ibus"」を環境変数に定義してやれば、よかっただけだった。普通じゃないか……orz。いろいろあって前記の環境変数は未定義にしてあるのだが、GNOMEのデスクトップファイルをいじって(wineにアプリをインストールすると作成される)対応した。
 定義されているコマンド「env WINEPREFIX="/usr/home/yamada/wine" wine C:\\Program\ Files\\Evernote\\Evernote\\Evernote.exe」の中に定義を追加。「env XMODIFIERS="@im=ibus" WINEPREFIX="/usr/home/yamada/wine" wine C:\\Program\ Files\\Evernote\\Evernote\\Evernote.exe」みたいな感じ?

 ただし、インライン変換はできない模様。

[追記](2014-3-13)
 ちなみにレジストリーキー「HKEYCURRENTUSER\Software\Wine\X11 Driver」の「InputStyle」には「root」を設定していた。「onthespot」を設定すると、インライン変換になるようなのだが、うまくなかったのでやめた。

2014年2月22日土曜日

Dropbox on FressBSD(Wine)

 「FreeBSDでもDropboxを使える!」とよろこんでwineでDropboxを使ってみていたのだが、どうも何か、へんだ。ちゃんと全部、同期されてないような気がする。ググってもこんな問題はなさそうで、どうもwineから見えるディレクトリやファイルの個数に上限があるように見える。
 ためしに「wine cmd」上で、dirしてみると、ディレクトリは54個、ファイルは57個までしか、見えなかった。ただし、ワイルドカードを指定してやると、見えなかったファイルもでてくる。それでもでてくる上限個数は前記のとおり。
 なんか昔、DOSで似たような現象を目にした記憶があるなぁ。
 そういう情報はちょっと見当たらなかったのでもしかしたらFreeBSDへのポーティングでの制限なのかもしれないが——よくわからない。
 まぁ、いずれにしてもこれが原因ならDropboxだけでなく、wine上で使うアプリは全部、影響を受けることになる。
 いかんなぁ。

2014年2月20日木曜日

Evernote,Dropnbox.Picasa on FreeBSD(Wine)

 FreeBSD上のwineでEvernoteをインストールできたときにはガッツポーズをとったものだ。ダイアログのフォントがトウフだらけだったけれど——そんなことはあとでなんとかなるだろう。
 WindowsXPで動いていたアプリの中で、FreeBSD上で動いてほしいのがまずEvernoteだった。それがインストールできたのだ。勝ち〜っ、と思ったところでだれにせめられようか。ところがネットワークに接続できなかった。クラウド前提のアプリケーションなのに。
 結局、Google先生にたずねても解決しなかったのであきらめてwineごと削除してしまったのだが、つい先日、ふと思い出した。Virtualboxをいれたとき、「仮想ネットワークアダプタ」を作成していたことを。あれ、もしかしたらこれが悪さをしてたんじゃないか。
 試してみると、案の定。
 しかもPicasa、Firefox、Dropboxもインストールして動作した。Dropboxは無理だろうと思っていて期待すらしてなかったのにである。
 iBusからの日本語入力はできないようだが、そこはあきらめた(後日、やり方は判明)。クラウドと同期できれば、それでいい。

 インストールといっても大したことは何もやっていない。wineはportsコレクションから「make install」し、それぞれのアプリケーションのインストーラーをwineから実行しただけだった。