子どもに親の癌を告知すべきかということを話し合っているNHK番組を少し見たのだが、アメリカと比べて日本はまだ、文化的に親の病気を話すということが成熟していないという風な意見をのべている女性がいた。
いつも不思議に思うのだが、文化的にはまだ、とか、いうとき、何を根拠にのべているのだろう。まさか、自分にはそう思えるというだけでいっているのだろうか。どうして自分に見える世界が実際の世界とずれていないと無根拠に思えるのだろう。どうしてそんなに傲慢でいられるんだろう。不思議でしょうがない。
2009年7月27日月曜日
2009年7月17日金曜日
2009年7月16日木曜日
コンピュータは消えていく--デザイナーの川崎和男氏、MS ReMIX Tokyoで講演 - 毎日jp(毎日新聞)
コンピュータは消えていく--デザイナーの川崎和男氏、MS ReMIX Tokyoで講演 - 毎日jp(毎日新聞):
「デジタルなパサージュ」を読んだときにも思ったけど、これってオペレートすることしか、考えていない一面的な発想だよなぁ。そのオペレートする環境をだれが革新していると思っているのだろう。勝手にできあがるものだとでも思ってるんだろうか。それともサーバ側はコンピュータだと思っていないのだろうか。環境をいじり、それを楽しいと思う人間がいる以上、それはなくならないんじゃないのかなぁ。
"川崎氏の講演テーマは衝撃的だ。「コンピュータは消えていきます」――マイクロソフトが顔を歪めかねないタイトルの講演なのだ。川崎氏によれば、OSはなくなり、コンピューティングはもっと違ったかたちを見せるようになるという。"
「デジタルなパサージュ」を読んだときにも思ったけど、これってオペレートすることしか、考えていない一面的な発想だよなぁ。そのオペレートする環境をだれが革新していると思っているのだろう。勝手にできあがるものだとでも思ってるんだろうか。それともサーバ側はコンピュータだと思っていないのだろうか。環境をいじり、それを楽しいと思う人間がいる以上、それはなくならないんじゃないのかなぁ。
2009年7月5日日曜日
小飼弾/山路達也「弾言 成功する人生とバランスシートの使い方」
価値=ヒト+モノというのはわかっていたけど、それをバランスシートで表現されると軽い驚きを覚える。というのも地球上のモノの量は増えていないのに、どうして価値――流通するマネーの総量――が増えたかをバランスシートで簡単に説明してしまったからだ。つまりヒトが生み出す価値が増大した。あっ、そうかってなもんだ。そんなことわかってたといえば、わかってたんだろうけど、うまくイメージできてなかった。図で目にすると、驚いてしまう。
「強くなりたかったら、自分でコントロールできるものを増やせ」というのはたしかにそのとおりで、でもぼくみたいにコントロールできる割合を増やすためにコントロールできないものを捨てていったら何もかもコントロールできなくなりつつある――というのはある意味、冗談みたいな話だよなぁ。
2009年7月1日水曜日
はねトび 100円ショップ 梶原vs海老蔵
1コーナーで一時間近くやったほど、あまりにもおもしろかったのでメモ。
それにしても最後の梶原と海老蔵の勝負は象徴的だった。
最後に二品が残り、海老蔵と梶原、どちらかかを選ばなければ、という状況で、ひとつは高額商品でひとつは100円。それを海老蔵と梶原が選ぶ。ここまで海老蔵は全部100円。梶原は高額商品。結果は海老蔵の勝利だったのだが、塚地がその瞬間、呻く。ここは(梶原が)勝つと思ったのに~っ。
このセリフは、今まで全部高額商品だったのだから確率的に梶原が今回は100円でしょ、ということだろうが、これは確率を誤用した認識でしかない。どちらかの商品を選ぶ、という状況になった時点で確率は1/2にしかすぎないからだ。前回までがどうだったか、ということはまったく関係がなく、梶原が勝つ確率が高いというのはまったくの誤りなのだ。
で、実はギャンブルには唯一、必勝法と呼ばれるものがあって――それは「負け犬の逆を張れ」というやつで、そして、海老蔵が最後に品物を選ぶとき、梶原に選ばせていたのだ。これは本人は意識しての行動ではないだろうが、まさに「負け犬の逆を張れ」だ。よくよく思い出してみれば、海老蔵はつねに梶原の逆目を張っていた(梶原に無作為に選ばせたりとかして)。
そして、使い道の決まった金でギャンブルをやってはいけない、というやつもある。梶原、税金に納めなきゃいけないねん、という金を持ってきていた。これはギャンブル的にはアウトだ。
うーむ。凄い。
海老蔵はギャンブラーとしても一流だということだよなぁ、とギャンブラーとしては三流以下のぼくはとても感心してしまったのだった。
それにしても最後の梶原と海老蔵の勝負は象徴的だった。
最後に二品が残り、海老蔵と梶原、どちらかかを選ばなければ、という状況で、ひとつは高額商品でひとつは100円。それを海老蔵と梶原が選ぶ。ここまで海老蔵は全部100円。梶原は高額商品。結果は海老蔵の勝利だったのだが、塚地がその瞬間、呻く。ここは(梶原が)勝つと思ったのに~っ。
このセリフは、今まで全部高額商品だったのだから確率的に梶原が今回は100円でしょ、ということだろうが、これは確率を誤用した認識でしかない。どちらかの商品を選ぶ、という状況になった時点で確率は1/2にしかすぎないからだ。前回までがどうだったか、ということはまったく関係がなく、梶原が勝つ確率が高いというのはまったくの誤りなのだ。
で、実はギャンブルには唯一、必勝法と呼ばれるものがあって――それは「負け犬の逆を張れ」というやつで、そして、海老蔵が最後に品物を選ぶとき、梶原に選ばせていたのだ。これは本人は意識しての行動ではないだろうが、まさに「負け犬の逆を張れ」だ。よくよく思い出してみれば、海老蔵はつねに梶原の逆目を張っていた(梶原に無作為に選ばせたりとかして)。
そして、使い道の決まった金でギャンブルをやってはいけない、というやつもある。梶原、税金に納めなきゃいけないねん、という金を持ってきていた。これはギャンブル的にはアウトだ。
うーむ。凄い。
海老蔵はギャンブラーとしても一流だということだよなぁ、とギャンブラーとしては三流以下のぼくはとても感心してしまったのだった。
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