MacBook AirにしてからどうもEmacsがしっくりこない。
上下がメニューとDockで占められ、ディスプレイが横長になってしまったため、1フレーム1ウィンドウ1バッファだと、どうしてもこじんまりした感じになってしまう。
そこでフルスクリーンにしてウィンドウ分割するようにしたのだけど、おそらくEmacsで一番使う操作——recenterのとき、対象のウィンドウだけではなく、画面全体に再描画がかかってしまう。つまり画面全体が一瞬、チラつく。
それが嫌で、ThinkPadでは1フレーム1ウィンドウで使っていたのだった。
まぁ、昔のEmacsはターミナル上で使うエディタだったわけで、それはしかたないことなのか、と納得していたのだけれど、スクロールのときには画面全体に再描画がかかっていない。
ということはrecenterをスクロール処理に置き換えてやれば、画面がチラつかなくなるんじゃないか。そうか。そうか。では、とrecenterのソースをのぞこうと、helpを表示してみて気づいた。
あれ、もしかしたら「recenter-redisplay」の値で制御できるんじゃね?
デフォルトはttyでそれをnilに設定してやると、チラつかなくなった。そうなんだ。うーん、知らないことばかりだな……。