*Sail:CORE 5.7(NEIL PRYDE) Board:NG ACP 260 出発、10時半。本栖湖到着、2時すぎ。 本栖湖を見た瞬間、ビビってしまった。湖面が強風に真っ白だったのだ。ババ吹き。ずっと運動らしい運動もせずにいた一年なのに、このコンディションは――。 本栖湖レギュラーの6.7は無理というわけでワンサイズ下のセイルをセッティング。10年以上前のセイルでちょっと恥かしい。セイルを片付けている人がいたのでちらっと見ると、なんと5.2。まじかよ。 セッティングし、セミドライを着て湖岸へでてみると、風はじゃっかん落ちぎみ。それでもブローがきつそうな感じだった。 御無事を! 自分にいって湖へ出た。 水が爆裂に冷たかった。裸足の足の血管がきゅっと縮まるのが見えるようだった。さすが雪解け水。氷水。もうそれだけでめげた。 一本、往復。 乗れた。プレーニングした。それに自分で驚いた。もう忘れてしまっているか、と思っていたのだが、存外、乗れた。ジャイブはさすがにだめだったが。キックジャンプは自重した。以前、ひさしぶりのウィンドでいきなりキックジャンプして腰を痛めたことがあるのだ。 ひーっひーっ、いいながらセイリング。ハーネスが使えるコンディションであることはありがたい。しかし、風が抜けたときのボードの沈み方に自分の体重を知る。なんじゃこりゃあ。 2ラウンド目ぐらいから足の凍え方が半端ではなくなってきた。 気温が下がってきたせいだろう。 体力が尽きた。ひと休みして一本乗るのが、やっとになってきた。インサイドでジャイブする気にもなれない……できなくなっているし。 ちょっと小用を覚え、セミドライを脱いだら着なおす気力がなかった。脱ぐだけでひと苦労だったのだ。そのまま、着替えて本日は終了。夕方になってババ吹きコンディションがもどってきていたけれど、根性がなかった。 結局、1時間もセイリングしなかった。2012年5月14日 本栖湖 1R
2012年5月14日 本栖湖 2R
2012年5月14日 本栖湖 3R